2月 2016

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23 2月 2016

みんなの力で風車を!青森の市民風車わんず

青森で地元活性化につながる市民風車を立てられないか。のちにグリーンエネルギー青森の事務局長となる三上亨さんらは、市民風車事業で先行していた北海道グリーンファンドの鈴木亨さんらに相談しながら、2000年頃から検討を進めました。 2002年にNPO法人グリーンエネルギー青森を設立。地元の出資者が高い配当を得られる仕組み、出資者や町から寄附を募り、町の活性化に役立てる鰺ヶ沢マッチングファンド、出資者への地元農産物の産直ルート開拓など多様な効果を生み出しました。 地域への効果、成功のポイント 事業運営のための出資金を地元から集めるとともに、全国から市民出資(用語集)も集めました。全国からの出資者向けには、風車見学ツアーや地元特産品の通信販売等を実施。鰺ヶ沢のファンを創り出し、風力発電事業以外にも継続的なつながりを生み出しています。 事業費をできるかぎり抑えるため、多くの部分を自分達で行い、コストを下げつつノウハウを蓄積しました。たとえば連系線や土地の認可など様々な課題がありましたが、関係者や協力者が対応し、実現に至りました。 現在は補助金分を控除して固定価格買取制度の適用を受けています。 導入したい方へのメッセージ 再エネ導入のキモは、順応です。自然条件だけでなく、地域の特質に適切に合わせ込むことが良い事業のための秘訣です。 特定非営利活動法人グリーンエネルギー青森ウェブサイト http://www.ge-aomori.or.jp/index.html 農林漁業者等が再生可能エネルギーに取り組む際に参考にしていただくためのガイドブック「農山漁村が生み出す再生可能エネルギー 〜地域の未来はあなたがつくる〜」より転載。  

10 2月 2016

営農しながら太陽光!千葉のソーラーシェアリング

市原市在住の高澤さんは、以前からバイオマスに関心を持って活動をしていました。その中で知ったソーラーシェアリングの方式に感銘を受け、さっそく導入を検討。 農業委員会と話合い、農業を存続すること、パネル敷地面積は農地の40%以内にすることなどを条件に、実家の畑に2013年4月に同システムを導入しました。発電は順調で、「これをきっかけに自分たちの農地を有効に利用する方法をみんなが考えてほしい」と高澤さんは願っています。 地域への効果、成功のポイント 設置費用のうち100万円は自己資本、残り1200万円弱は政策投資銀行から借り入れました。コスト回収期間は10年を見込んでいます。 パネルを設置したところ、売電収入に加えて、営農への良い効果が出ています。たとえば水の蒸散防止効果があり、サトイモ等では収量が増加しました。また夏の防暑・冬の雪害防止などの効果もあります。 高澤さんは「強風対策のための柱等の強度向上作業を自分達で行いコストを下げること、農業委員会からの許可条件である「収量を20%以上減少しないこと」を証明するため地元の大学に協力を求めること」が重要と述べます。 導入したい方へのメッセージ ソーラーシェアリングは、農業の経済的な基盤を強め、農地の有効活用につながります。またこの事業は20年の安定した副収入となるので、跡を継ぐ担い手にも有利です。ぜひ設置を考えてみてはいかがでしょうか。 ソーラーシェアリング上総鶴舞ウェブサイト http://kazusatsurumaisolar.jp/ 農林漁業者等が再生可能エネルギーに取り組む際に参考にしていただくためのガイドブック「農山漁村が生み出す再生可能エネルギー 〜地域の未来はあなたがつくる〜」より転載。